先日、日本各地で集中豪雨があり、特に九州・四国では、多くの犠牲者が出ました。
その7月19日から26日にかけての集中豪雨に「平成21年7月中国・九州北部豪雨」という名がつけられたそうです。
このあたりでも、大雨洪水警報が出されるなど、かなりの雨が降りましたが、福岡市では7月24日19時25分までの1時間に116.0ミリの雨を観測したほか、福岡県、山口県、長崎県で1時間に80ミリを超える猛烈な雨となったそうです。
また、群馬県では「竜巻」が発生し、こちらも大きな被害があったようです。
この「集中豪雨」や「竜巻」の原因は、梅雨前線の活動が活発化したことだそうです。
もうすぐ8月だというのに、まだ梅雨明けしていなかったんですね。
気象庁によると、九州南部は7月12日頃に、関東地方は14日頃に「梅雨明け」されたそうです。
なぜ、中国・近畿・中部をとびこえて、関東が先だったでしょうか?
また、「梅雨明け」はいつになるのでしょうか?
関東地方の梅雨明けの日付を見直すことも検討されているようです。
集中豪雨についていろいろ調たのですが、この「集中豪雨」という言葉は、実はけっこう身近なところからきていたのです。
初めて「集中豪雨」という言葉が公に使用されたのは、1953年(昭和28年)8月14日から 15日にかけて、京都府の木津川上流域で発生した雷雨性の大雨に関する、1953年8月15日の朝日新聞夕刊の報道記事とされているそうです。
こういった集中豪雨や竜巻、台風、大雪などの気象災害、地震や津波などの災害のニュースを目にすると、改めて自然の恐ろしさを感じます。
これだけ様々な技術が発達した現在でも、それらを予知したり、未然に防いだりすることはできません。
やはりこれは、自然を破壊し続けている人間に対して、地球があるいは神様が怒っている、ということなのでしょうか。
非科学的な考えでしょうが、「自然を大切にすれば、こういった自然災害はなくなる」と信じていきたいものです。
岸本