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過ちて改めるということ

こんにちは。育志館州見台スクールの国語・社会担当の橋本です。

 

10月ももう目前に差し掛かっ ているにもかかわらず、連日真夏日が続いていますね。秋晴れは気持ちのいいものですが、30度を超える日差しがまるで季節の交替を渋っているように強く照りつけています。夜間は秋らしい肌寒さになってきているので昼夜の寒暖差には注意をしたいところです。

 

さあ先週から今週にかけてテストが返ってきています。当然ながら自分の担当科目については出来具合が気になるので、テスト後に生徒たちから問題内容や手応えを伺って回っていたのですが、前回越えをした生徒も多く、5科目トータルでも最高点をたたき出している生徒もたくさんいるのは素直にうれしいことです。

 

しかしながら、何人かの生徒からはミスで〇点落とした・・・といったような報告ももらっています。

・記号で書かないといけないのに言葉を書いてしまった

・解答欄がずれてしまった

・正しくないものを選ばないといけないのに正しい方を選んでしまった

・現代語訳の方ではなく、古文から書き抜いてしまった

とりあえず聞いているのだけでもこれくらいはありました。

ひどい生徒はこういったミスにより1科目で20点落としていました。20点・・・寝る間も惜しんで勉強して、覚えてテストして・・・20点落とすとは・・・。

もちろん生徒本人も憔悴していましたが、それを聞いた講師側も膝から崩れ落ちそうでした。

 

私の経験として過去にセンター試験(現在の共通テスト)で「数学Ⅰ」と「数学A」を受けるのに「数学ⅠA」を受けてしまい途中で間違いに気が付いて頭が真っ白になってそのあとの科目のことは覚えていない・・・という生徒を見たことがありますので、ここまでの超ド級の失敗ではありませんが、やらかしてしまった、という苦い経験を忘れずに、いかにしてミスを減らすかという意識を持ってほしいと思います。おそらく今回私に報告してくれた子たちはもう同じ間違い方はしないと思いますが、念には念をということで次からは間違えないように問題文に線を引いてどのように解答するべきかを意識づける、ということを確認しました。

 

「過ちて改めざる、これを過ちという」

 

2学期で学習する孔子の教えが深く刺さりそうです。

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