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速読解力講座

3月からの新年度より、小学生の授業に「速読解力講座」を取り入れます。

日本の教育はいま、入試改革や学習指導要領の改訂を通して、「読解力」を重視する方向へ変化しています。

「知識がある」というだけではなく、「文章や資料に書かれた情報を横断的に処理し、速く正確に内容を読み解く力」が求められています。

授業や教材の変化に対応していくために、子どもたちの基礎能力の向上がさらに大切になってきます。

(一般社団法人 日本速脳速読協会)

 

実際には、タブレット端末で専用のアプリを使用し、ゲーム感覚でトレーニングしていきます。

日本速脳速読協会のデータでは、「小学5・6年生の平均読書速度」が3か月で約3倍、2年で約10倍になっているとのことです。

また、全国の受講生に受講1年後にとったアンケートでは、

 ・読むスピードに変化はありましたか?・・・「速くなった」92%

 ・記憶力に変化はありましたか?・・・「記憶力がついた」80%

 ・集中力に変化はありましたか?・・・「集中力がついた」76%

 ・テストの時間は足りていますか?・・・「余裕がある」69%

との結果が出ているそうです。

 

日頃から、子どもたちと接していて、「先生が言ったことを一度で聞き取れない」「問題の意味を理解できていない」「暗記テストなどで、なかなか覚えられない」など、気になることが多々あります。

この「速読解力講座」のトレーニングで、「速読力」「読解力」に加え、「記憶力」「集中力」がつけば、そういったことが少なくなってくるはずです。

 

どこまで効果があるのか、どこまで伸びるのかは、人それぞれ違うでしょうし、やってみないと分かりませんが、かなり期待ができそうです。

中でも「読解力」の向上に期待しています。

問題を正しく読みとれれば、正解につながって、得点も上がります。

また、「相手が何を言おうとしているのか、正しく読み解こうとしながら話を聞く」ことは、大人になって社会に出てからも必要とされることです。

 

新年度の授業は、3月第2週から始まります。

実際に子どもたちが「速読解力トレーニング」をしているようすを、このブログでお伝えしていきたいと思います。

 

州見台スクール 岸本

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