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発信する英語力 その2
先週ここで、「英検」が今年の第1回でリニューアルされることを少し書きました。
今日はその詳細についてもう少し触れてみます。
リニューアルされる点は、大別すると次の4つです。
①合否判定 対象―全級
すべての級において一次試験、二次試験ともに
CSE判定が行われることになった。
このCSE判定とは国際基準規格であるCEFRと
一致するよう開発された判定方法で、
従来以上に細かく、精度の高い判定方法であるため、
今後の大学入試や高校入試により一層、活用されやすくなるとのこと。
②2級でのライティングテストの導入とライティングテストの採点方法(1級、準1級、2級)
より詳細なフィードバックが可能となる観点別採点の導入。
観点は各級共通で次の4つ
「内容:課題で求められている内容が含まれているか」
「構成:英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか」
「語彙:課題に相応しい語彙を正しく使えているか」
「文法:文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか」
③問題形式 3級以外の全級で問題形式の変更が行われる。
(詳細は省略)
④試験時間 対象:2級
筆記試験にライティングテストが導入されるため 75分 → 85分
変更点は以上です。
つい先日も文科省より、中高生の英語のスピーキング力、リスニング力が
期待値よりずいぶん低かったという調査結果が発表されていました。
今後さらに4技能のバランスの取れた英語力
中でも、今まで軽視されがちで、日本人が弱いと
言われている「発信する英語力」の強化が強く求められていくことでしょう。
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