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次に向かって
こんにちは。育志館Wingateの川邉です。
先週末、15日、16日は大学入学共通テストでした。
新形式となって今年で2年目。この形式の入学試験の歴史は長く、最初の共通試験である大学共通第1次学力試験(いわゆる共通一次)が1979年に始まっていますから、かれこれ43年になります(私がこの共通一次の最後の受験生です)。その後、大学入試センター試験(いわゆるセンター試験)になり、今回の大学入学共通テストとなりました。
共通一次は国公立大学の第1次選抜の意味があり、この結果によって志望校の最終決定をするという流れに大きな変化はありません。ただセンター試験も共通テストも(もちろん、共通一次も)、初期の期間は平均点に大きな差が出るという流れは変わっていません。今回も数学、生物で平均点が大幅に下がったとニュースになっていました。実施して間もないため、ブレはあと2、3年は続くものと思います。
ただこれが志望校決定に大きな影響を及ぼすかというと、私は懐疑的にならざるをえません。全員が同じ土俵で戦っているわけですから、平均点の低下は全体の流れになっていると考えたほうがいいでしょう。ここは2次試験に向けて頭を切り替えていった方が得策と考えます。2次試験は各大学の裁量にゆだねられていますから、大きな傾向の変化はないはず。しっかりと対策を立てていけば十分ではないでしょうか。
「問題が難しく得点できなかったからダメだ」ではなく、「次の2次で挽回しよう」と前向きに進んでもらいたいと思います。
次に向かって自ら切り拓いていく気持ちが、良い結果に導くはずです。頑張りましょう。
育志館ウィンゲート 0774-66-2652
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