こんにちは。州見台スクール国語・社会担当の藤谷です。

育志館では中間テストが終わり期末テストまで短い間ではありますが通常授業が行われています。

木津南中学校の中学１年生の次の社会の期末テストの範囲は歴史になるそうです。少し前まで地理で緯度・経度・時差・世界の国名等を苦労して覚えたのにいきなりその頭を歴史に切り替えを行うことは少し大変かもしれません。

それに加えて中学１年生の歴史は何十・何百万年前の猿人・原人・新人など人類の進化の学習から始まりエジプト文明・メソポタミア文明など古代文明を一通り学習しなければならず一単元で扱う範囲が非常に広大です。また古代文明などはあまりに昔の出来事なので

学習内容を具体的にイメージすることが難しくまた覚えることも多いので学習意欲が下がりがちなところです。

そこでおすすめなのが映画でも漫画でも古代文明を取り扱った作品に触れることです。

実は古代文明は歴史的な逸話等がとても多くまたあまりに昔のことなので物証が乏しいことから創作の余地が非常に大きく映画や漫画の題材になりやすい単元なのです。

ハリウッド映画でもギリシャの都市国家、古代ローマ帝国などを取り扱った映画が数多くあります。

それらの映画自体は娯楽向けにかなりの脚色がされているもののその時代の生活などはそれなりに忠実に描かれていることが多いので学習した事項の具体的なイメージを持つのはもってこいなのです。

ここで言いたいことは学習のためにと意気込んでそれらの作品を鑑賞してほしいというわけではなくあくまでも娯楽としてそれらに触れる機会を普段から少し意識してほしいということです。そこに出てくる小さな場面でも教科書・ワークで習ったことがある！と思えれば大きな収穫です。学習という行為は本来、知的好奇心を刺激し楽しさに満ち溢れているものです。映像作品等の鑑賞を通して知ることの喜びを再確認してみましょう。