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梅雨入り

本日、近畿地方の梅雨入りが発表されました。

これは、平年より8日遅く、昨年より2日遅いそうです。

みなさんは、なぜ「梅雨」と書くのか知っていますか?

梅雨(ばいう)は中国から伝わった言葉です。

もともとは雨が多く黴(かび)が生えやすい時期であることから、黴雨(ばいう)と呼ばれていたそうですが、

黴の雨では、漢字を見ただけでジメジメどんよりしてしまいます。

そこで、同音であり、この時期に旬を迎える「梅」の字を黴に代えて「梅雨」となり、伝えられたという説があるそうです。

他にも、種類にもよりますが、早いもので5月下旬から、遅いものでも6月下旬には旬を迎える梅の熟す時期の雨ということで、

梅雨と呼ばれており、そのまま伝えられたという説があるそうです。

 

では、なぜ、日本では“つゆ”と読むようになったのでしょうか?

雨が多い時期であることから「露にぬれて湿っぽい」という意味を持つ「露けし」からとったとする説と、

梅が熟して潰れる時期であることや長雨により食べ物や衣服が傷んでしまう時期であることから「潰ゆ(ついゆ)」からとったとする説があるそうです。

 

ジメジメする季節ですが黴に負けず、梅のように爽やかに過ごしたいですね。

 

州見台スクール 岸本

 

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