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情報リテラシーを考える

こんにちは。育志館州見台スクールの国語・社会担当の橋本です。

 

小学校、中学校でインフルエンザが流行しています。先週から、学級閉鎖になって休みになったーという生徒からの報告をいくつか受けています。

 

インフルエンザといえば冬に流行するという感覚でしたが、夏も終わり秋に入るこの時期から流行しだすということに違和感がありますし、もしかしたらコロナ期間で滅菌殺菌の意識がついたために、私たちの免疫力が落ちているのかも、と考えてしまいます。

 

毎日の授業で話していますが体調管理には十分注意してください。

 

また週明けから社会の授業のはじめに少し時間を使って、喫緊の国際情勢(パレスチナとイスラエルについて、その経緯と経過と今後など)について解説しましたが、その際に気がついたのは中学3年生ですらニュースそのものを全く観ていないということでした。若者のテレビ離れが叫ばれ始めてから幾分も時間は経ってはいませんが、手にくっついているのではないかと皮肉を言われる程にスマートフォンを離さず、昼夜問わず液晶を眺めているのにもかかわらず、「ニュース」には興味がないようです。学生に人気のあるSNSでも頻繁にこの国際問題の関連映像が流れるので目にしているはず、だと思っていましたがほとんどの生徒が知らなかったのはある意味衝撃でした。

だからといって、テレビを観るように勧めることもなんだか変な感じなので、今起こっている問題に対して興味を持って、自発的に「知ろうとする」行動をとってもらいたいと思い、できるだけ中立に、分かりやすく説明しました。もちろん話題の中核は反戦と協調です。興味がなければ「知ろうとする」ことはできないのは大人も子供も同じです。

また、情報リテラシーの観点からも必ず自分で調べるようにということも付け足してあります。特に中学3年生は公民の範囲でもメディアリテラシー、情報モラルというような用語を学習していますので、正しく情報を読み取る力を養っていこうと思います。

 

ウクライナ・ロシアの問題も解決できていないまま、新たな戦争が始まりそうですが遠く離れた極東の異国にも、じわりとこの国際紛争の影響が及んできそうです。ただただ平和と安寧を願うばかりです。

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