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十五夜

本日は「十五夜」でした。

曇っていたので、なかなか見えませんでしたが、雲の切れ間から見えた満月をなんとか写真におさめました。

十五夜とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事です。

十五夜という言葉は、月齢15日目をさす場合と、月見行事の十五夜をさす場合があります。旧暦では毎月15日が月齢15日目の十五夜となりました。

月見行事をする十五夜は、旧暦8月15日の月をさしています。お月見をする旧暦8月15日の「十五夜」と「中秋の名月」は同じです。

旧暦では7月~9月が秋にあたりますが、秋の真ん中である中秋は、空が澄みわたり最も月が美しく見えるため、旧暦8月15日の十五夜を「中秋の名月」と呼びお月見をするようになりました。

今年は、本日9月21日が旧暦8月15日にあたります。

(ちなみに、2022年は9月10日(土)だそうです。)

 

先週の5年生の授業のとき、時間に余裕があったので、「月」についての授業をしました。

「来週の21日は『十五夜』だけど、『十五夜』って知ってる?」

「月は満月になったり、三日月になったり、形が変わる(満ち欠けする)けど、何でやろ?」

5年生ということもあって、何となくは知っていても、細かく正確に答えられる子はいません。

そこで、写真のようなプリントを使用し、「月がこの位置にあるとき、太陽の光がこう当たっていて、地球から見るとこの部分が光って見える」と、パワーポイントを使って説明しながら、色をぬってもらいました。

 

また、写真のような模型で、満ち欠けのようすも確認してもらいました。

 

学校で習うものの中には、日常生活と関わりの深い、身近な内容のものがたくさんあります。

「月の満ち欠け」に関しては、知らないと困るようなことではありませんが、身近な内容であるからこそ、理解を深めやすい内容でもあります。

この「月」の授業で、5年生の生徒たちは、月について少なからず興味をもってくれたと思います。

理科の授業では、さまざまな分野の内容を学習しますが、どの学年の授業でも、生徒たちがその単元,その分野に興味をもってくれるように、動画を見てもらったり、簡単な実験をしてみたり、手作りの模型を使って説明したりと、工夫した授業をしています。

これからも、さらに工夫を凝らした授業をやっていこうと思います。

 

ところで、今日みんなは、“お月見”できたのでしょうか?

 

州見台スクール 岸本

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