本日，中3・小6受験生の「入試そっくり体験」を実施しました。

各自の志望校の過去の入試問題を，本番さながらにきっちりと時間をはかってやっていく，というものです。

実際にやってみると，「時間が足りない！」となる人が結構いました。

時計をちょくちょく見ながら，できる問題，できない問題を取捨選択し，時間内にできる限り多くの問題を解けるようにしなければなりません。

「時間の使い方」も合否に大きく関わってきます。

普段から，時間をはかって，時間を気にしながら，問題を解いていくようにしましょう。

全ての教科の問題をやった後，すぐに答え合わせ，自己採点をしました。

そして，合計点が「合格最低点」を上回ったか否かを確認しました。

上回ったなら，この調子で頑張っていこう！ということになります。

下回ったなら，あと何点足りなかったから，この問題とあの問題を正解させれば，合格点に届く。ということを考えなければいけません。

その後，「分析」として，各教科，どんな問題が出ていたのかを表にまとめてもらいました。

今回は，今日やった１年分のみの分析ですが，この分析を３年分，５年分と，やっていけばやっていくほど，その学校の出題傾向がよくわかります。

「どの単元の問題が出やすいか」だけでなく，「どの形式で出題されているのか」（選択問題なのか，記述問題なのか，説明や理由などを文で答える問題なのか，など）まで分析しておくと，類似問題をさがすときに，ピンポイントで問題を選ぶことができます。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」とあるように，相手（＝受験校の入試問題）をよく知り，自分をよく知ることが，入試においても重要となってきます。

高校入試まではあと１か月半ほど，中学入試まではあと20日ほどと，残された時間はわずかです。

そのわずかな時間をムダにすることなく，精一杯頑張っていきましょう。

今日頑張ったみんなのところに，サンタクロースが来てくれました！

州見台スクール　岸本