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ノーベル物理学賞

こんにちは。育志館大学受験科ウィンゲートの川邉です。

 

ご存知の通り、今年のノーベル物理学賞は、米国プリンストン大の上席研究員真鍋淑郎さんが受賞されました。

 

いつものことながら、やはり日本人が受賞すると嬉しいものです。最近、よく日本の研究レベルが落ちていると言われていましたが、胸がスッとする気持ちになります。しかも今回は気象分野での内容、よくテレビに出ている気象予報士の友人も喜んでいました(なお真鍋さんの先生は、私の学校のOBだというから二重の驚きでした)。

 

今朝何気なくテレビを見ていると、真鍋さんがプリンストン大学で行なっていた会見の模様が報道されていました。詳しい記事はこちらで。

会見の中で、どうしてアメリカ国籍を取られたのかという質問の中で、日本では自分がやりたいことをやろうとしても周りからの圧力があるため、なかなか研究に没頭できない。アメリカだと自分がやりたい研究を、わがままと言われようともドンドンやっていける、というようなことを仰ってました。

 

日本では全てにおいて上司に確認をしその決済をもらってからになるため、常にワンテンポ遅れてしまいます。そういう意味では真鍋さんが仰ったように、わがままを通すぐらいに自分の意志を貫き通すことが大切なのだと思いました。

 

もう一つ会見で印象的だったのは英語です。

真鍋さんの英語はジャパニーズイングリッシュ。しかし的確に言葉を選び、詰まることなく、また早くもなく遅くもなく話している姿が実に堂々としていて格好よかったんです。

「正しい発音しているかな」「アメリカ人に分かってもらえるかな」と、日本人はいつも相手のことを考えて行動するため、いざという時に一歩が踏み出せなくなります。

簡単な単語を使ってでも、発音が多少違っていても、そしてここが大切ですが、多少文法が違っていても(よく「3単現のs」とか言われますよね!)、落ち着いて自分の言いたいことをしっかりと伝えることが、実は相手に一番伝わりやすいです。

皆さんも英語だけでなく、何事にも臆さず、しっかりっと言いたいことを伝えるようにしてください。

 

さて育志館大学受験科ウィンゲートでは、土日祝を問わず自習室を開放しています。

「自宅ではなかなか集中できない」

「調べ物を思いっきりやりたい」

という方は、すぐにご連絡ください。

ただし、席数に限りがありますので申し込み順とします。

お問い合わせは、育志館ウィンゲート ☏0774-66-2652 までご連絡ください。

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