州見台スクール／城山台スクールの岸本です。

中学3年生の理科・社会の授業で，一問一答の暗記テストを行っています。

毎週，この「用語問題集」で覚えてきてもらって，20問の小テストをします。

ただ覚えてきて，そのままテストをしたのでは，面白くないので，ランダムに20問を抽出したテストにしています。

例えば，理科の「1年の地学分野」のテストをする場合，全68問の中からランダムに20問のテストをします。

8割以上正解で合格とし，不合格なら再テストもあります。

何パターンか用意してあるので，再テストの際は，もう一度覚えなおさないといけなくなります。

これで，「答えだけを順番に覚える」ことができなくなっています。

中3生にこのテストをしているのは，もちろん高校受験に向けてです。

この時期は，1・2年の復習の範囲のテストをしているので，覚えてくるのにそんなに時間がかかるわけではありません。

「何十問もある！」と思っても，すでに頭に入っているものや，すぐに思い出して頭に入ってくるものばかりで，そんなに大変ではありません。

理科も社会も，本格的に受験勉強に取り組み始める秋までに，1・2年の範囲を2・3周はするつもりです。

入試問題をするには，覚えるべきことを覚えていないと話になりません。

準備をしっかりしてから，受験勉強に取り組んでもらいます。

ただ，「高校入試なんて，まだまだ先のこと」と思っている中3生がほとんどです。

自分が「受験生」だという自覚も持っていないでしょう。

このテストを通して，少しずつでも「受験」を意識していってもらえたら，と思っています。

まだまだクラブ活動などで忙しいとは思いますが，与えられた課題を１つ１つこなしていく中で，「受験生」としての基礎が積み上げられていきます。

しんどいかもしれませんが，頑張りましょう！