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面積が5になる正方形?
小学生の面積は「長方形」や「正方形」の勉強からはじまります。
正方形の面積は「1辺×1辺」で求めることが出来ますので、1×1=1、2×2=4、3×3=9というふうに簡単な計算で求めれます。
ところが、逆に面積が5になる正方形をつくれと言われると、急に難しくなります。
〇×〇=5になる〇の数を求めて、1辺を〇にして正方形を書くことになりますが、
この〇が「無理数」と呼ばれる値で、およそ2.236037977499・・・永遠に続く数です。
ということは、1辺をおよそ2.236037977499・・・にして正方形を書くことはどんなに正確な定規でも不可能です。
ここで必要なのは「正確な定規」ではなく「柔軟な頭」になります。
たて3cm、よこ3cmの方眼を用意して、下の図のように正方形を5こ並べます。
そして、うまく図形を移動させると面積が5の正方形を書くことが出来るのです!
算数や数学は凝り固まった考え方や公式とは違う視点や発想を鍛えることで、不可能を可能にする科目なのです。
育志館では様々な視点や発想を経験し身につけていく授業を提供しています。
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