11月5日(土)に実施した「塾内テスト」（模擬テスト）の成績表が返ってきました。

模擬テストは，「受けるまでにどれだけ勉強したか」が大事なのはもちろんですが，

成績表をしっかりと分析し，自分の弱点を知り，弱点を克服していくことも大切です。

成績表には，下のように各教科，出題内容（単元）ごとの成績が出されています。

「正答率」が低いところが自分の「弱点」ということになります。

「次回は正答率が○％になるように，この単元を復習していこう！」というように，次回への目標を立てましょう。

そして，もっと細かく分析するために，下のような「小問別成績」を見る必要があります。

小問ごとに「全受験者正答率」が出されています。

例えば，青色で囲った[4]の6番は，正答率が79％もあったのに，間違えてしまった！ということになり，

また，黄色で囲った[4]の2番は，正答率が12％しかない難しい問題だったので，間違えても仕方ない，といえます。

このように，自分が間違えた問題の正答率がどうだったのかを確認しましょう。

そして「正答率が高いのに間違えてしまった問題」に関しては，やり直しをするのはもちろん，

次に同じような問題が出されたときに正解できるよう，類似問題を探してやってみましょう。

解き方や考え方がわからない場合は，必ず先生に質問しましょう。

こういったやり直し，成績表の分析の積み重ねが，模擬テストの成績向上につながります。

成績表を見て，「○点だった！」「偏差値○○だった！」「志望校の判定が○だった！」だけでなく，

「どの問題を間違えたか」をしっかり確認し，次回のテストにつなげていきましょう！

州見台スクール　岸本