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つれづれなるままに・・・

こんにちは。育志館Wingateの川邉です。

「つれづれ」という言葉は『変化のない環境で感ずる退屈』という意味で,皆さんがよく知っている「徒然草」の書き出しですね。

それほど「つれづれ」ではないのですが,昨今新聞紙上,ネット上で流れるニュースを読み続けていると,以外と変化があるようで変わりのない環境ではないかと感じてしまいます。

しかしこれは日本はまだ平和が維持できているからの話で,特にヨーロッパの一部ではこの瞬間も銃弾が飛び交い,命が失われています。ついさっきは,ロシアの友人からメッセージが届きました。彼女の姉(妹?)はウクライナに住んでいるのですが,その息子(すなわち甥)が軍でウクライナ防衛を行っていると。こういう実際の声を聞くと,もっと私たちも意識のアンテナを多方面に張らなければいけないのでは,と思ってしまいます。

その中で3月1日からは海外からの水際対策が緩和されました。3,500人に制限していた入国者数を5,000人に緩和し,技能実習生,特定技能,留学生等に門戸を少し広げる,という内容です。確かに以前に比べると,いわゆるインバウンドと言われた外国人はいなくなり,それに伴う宿泊関連の従業員が軒並み出勤停止になっていた時期がありました。京都市内もありとあらゆるところでインバウンド向けホテルの建設ラッシュが続き,コインパーキングが1年後にはおしゃれなホテルに変わっているということがざらでした。そんな状況で,果たして労働者は必要なのかと思う人は多いでしょう。しかし聞くところによると,意外にも日本人向け宿泊は堅調で,新型コロナのために退職した従業員の穴埋めができない状況になっているようです。そのための外国人労働者を現場は要求している,という話を常々聞いています。

どこの組織でもトップと現場では得られる情報が異なります。トップは単なるイメージや数字,現場は実際に来ている人々の意見。どちらが正解かは分かりません。が生の意見が圧倒的に正しいのではないでしょうか。それを正しく判断できる,フラットな頭脳をみんなが持つ必要があります。

私たちは(私は)先はそれほど長くはない。それよりも今後の社会を牽引するのは,学生の皆さんです。いつも書いていますが,いつも様々な情報を身につけ,その中から正しいものを選び,正しい判断をして,そして社会のために頑張ってほしいと願っています。

育志館Wingateは4月より新しいコースになります。英語・数学を受験,基礎と分け,さらに文系,理系,文法,読解等細かく指導していきます。また個別コースも新たにスタートします。新たな1年をWingateで頑張りましょう。

育志館Wingate 0774-66-2652

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