最近(といっても半年ほど前からですが)、SNS、特にTwitterでの事件が頻繁に起こっていますね。
社会的常識ではおよそ考えられない行動をさも自慢げにつぶやいたり、またその現場を撮った写真をアップロードしたりし、最終的にはその人のアカウントが炎上してしまう、ということが起きています。罪のない関係者まで巻き込んで。
そのようなことが、次から次に絶えることなく繰り返され、一部の人たちはTwitterのことを「バカッター」、「馬鹿発見器」と揶揄しています。
綺麗な言葉遣いとは言えませんが、正直、的を射ている呼び方のような気もします。
もちろんそういったSNSツールを、正しく使用できている人たちがほとんどだとは思いますが。
テレビでもこの騒動は多く取り上げられ、つい最近でも、ここ育志館の生徒が通っている学校の社会の定期テストでも、「このつぶやき(ツイート)は是か非か」といったような問題が出されたほどです。
中には損害賠償、逮捕にまで発展している事件もあるのですから、身近なツールとしてTwitterを利用している学生たちに対して、関心を向けさせる意味でのこのような試みがされるのも当然でしょう。
勉強はもちろん大事ですが、ちゃんとした倫理観も養わなければなりません。
しかし、いい歳をした大人たちが、このような事件を引き起こしている場合があるのもまた事実です。本来は叱り、諭さなければならない立場の人たちが。あきれたものです。
生徒たちには(心配するような子は育志館にはいませんが)、くれぐれもこのような人間にはなってはいけない、とよく言い聞かせたいと思います。
大人然とした態度で。