やはり、突然、朝晩が涼しい日がやってきましたね。
今日も晴天ですが、カラっとしているので、
ずいぶんと過ごしやすいです。
先日、ある大学入試の問題を解いている生徒から
「アメリカではシャンプーでリンスをするんですか?」という質問が!
英語で ”rinse” は、「流水などで石鹸やシャンプーをすすぐ」という意味で、
日本語の 「リンス」は「シャンプーを洗い流した後に髪の表面を
保護したりする薬剤のこと」を指します。
元々は英語なのですが、日本語として使うようになって、
意味が変化してしまっているのです。
こういったことは非常によくあることで、実は、意味の変化が見られない方が
圧倒的に少ないです。少し例を挙げると、
◇自動車の「ハンドル」の ”handle” は「取っ手」「処理する」で
英語では ”steering wheel”
◇単行本や文庫本にかぶせる「ブックカバー」の “book cover” は「表紙」で
英語では ”book jacket”
◇「キャンドル」と「ろうそく」は、微妙に意味が異なりますよね。
また、発音やアクセントもその大半が、外来語として使われている日本語と
元の英語とでは、異なります。
大学入試では、こういった意味の変化、発音・アクセントの変化などが
よく出題されています。
日本で生活する外国人たちが、日本語を学ぶ上で、当初は、漢字の習得に
大変な苦労をすると一般的に言われていますが、
「漢字よりカタカナ語(外来語)の方が、習得が難しい」という生の声を
何度も聞いたことがあります。
みなさんもできれば、中学生のころから、日常生活で出会う外来語に
興味を持ち、その元の言葉との違いをひとつひとつ認識できるように
なってください。
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