こんにちは、育志館です。
この4月より、育志館・州見台スクールでは、念願でありました、小学英語教材のタブレット化が実現いたしました。情報通信技術を利用した、いわゆるICT教育です。ICTを活用する利点は、「ネイティブ音声を聞くことができる」ということです。
文部科学省が出しております、今後の英語教育の改善・充実方策についての報告書は、「グローバル化に対応した英語教育改革の五つの提言」とされており、「現在、学校で学ぶ児童生徒が卒業後に社会で活躍するであろう頃には、我が国は、多文化・多言語・多民族の人たちが、協調と競争する国際的な環境の中にあることが予想され、そうした中で、国民一人一人が、様々な社会的・職業的な場面において、外国語を用いたコミュニケーションを行う機会が格段に増えることが想定される。英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を活用して実際のコミュニケーションを行う言語活動を一層重視し、積極的に英語を使おうとする態度を育成することと、英語を用いてコミュニケーションを図る体験を積むことが必要である。」(一部要略)というように、グローバル化を意識したうえで、これまで以上に聞くこと・話すことを重視していることがわかります。
ICT教材での学習は、何度もネイティブ音声を聞きながらの活動をすることができ、英語を聞き取って意味が分かり、やがて話す力を身につけることへと結びついていきます。
したがって、タブレットにタッチすると英語の音声が出る教材は、これからの小学校英語を支える重要なツールとなると考え、導入致しました。
子どもたちの反応もよく、「もっとやりたかった」という声も聞くことができました。
学習内容が各ステージにわかれていて、「問題の正解数が一定数に到達すると、次のステージへ」というようにゲーム要素もあり、「どんどんクリアしたい」「負けないぞ、競争だ」と楽しそうに学習していました。