こんにちは、育志館です。
最近、卒塾生がよく足を運んでくれます。
「夏祭りの帰りで」ということもあれば、「家では集中して勉強できないから」と自習室に来てくれる子もいます。
なかには、「高校部の体験授業を受けてみたい」といって、即日予約を入れた子もいます。
皆それぞれにやることを見つけて、元気いっぱい、充実しているといった風で、楽しい高校生活を送ってくれているのだなと実感できます。
彼らにとって、ここは楽をできる場所ではなかったと思います。
それでも、彼ら自身が「勉強するならここで」、「気合いを入れなおすならここに」と訪れてくれたということは、ここで経験した、あのしんどい時間が、決して無駄ではなかったと知っているからだと思います。
本気になって物事にあたる、とはどういうことか。
今という瞬間がキツイならば、その分、未来はきっと自分にとってのご褒美として訪れる。
ただ一時、楽しい時間を過ごしたいがために、自分の価値を落としてはならない。
そういった心構えも学んでいったのかなと思います。
子どもだと思っていた彼らも、気づけば、もうすっかり頼もしい人物に成長していました。
思わず目を細めながら、今日は彼らを見送りました。
自慢の生徒です。
来年春、自慢の生徒がまた増えること楽しみに、その日まで彼らの少しでも大きく成長する助けになれればと思います。
2016年8月5日
12:10 AM |カテゴリー:
講師ブログ