10月~11月のこの時期は「テスト」が多くなります。
特に受験生である中学3年生は、かなりハードなスケジュールになっています。
10月は、19日に五ツ木の模擬テスト、23日・24日に中間テスト、25日に塾内テスト(大阪進研V模試)がありました。
11月は、16日に五ツ木の模擬テスト、25日~27日に期末テスト、29日に塾内テスト(大阪進研V模試)があります。
また、学校では実力テストも実施しています。
(木津南中、州見台スクールの日程です。他の中学校、他のスクールとは日程が異なることもあります。)
これだけテストが連続すると、テストに対する勉強も大変です。
定期テストの勉強は、塾でのテスト対策の授業どおりにやっていけばいいのですが、問題は、模擬テストの勉強です。
模擬テストは、テスト範囲が広いですし、定期テスト対策のような授業があるわけでなく、基本的には自分で勉強を進めていかなければなりません。
時間が少ない中での効果的な勉強方法は、模擬テストを受けるごとに、できなかったところ(=苦手なところ)を分析し、そこを重点的に復習していくことです。
模擬テストを数多く受けてもらうのには、「自分の弱点を見つけ、それを克服してもらう」というねらいがあります。
また、「テストに慣れてもらう」というねらいもあります。
時間が足りなくて全部できなかった、計算問題でミスが多かった、など誰しもテストの受け方の「失敗」を経験します。
その「失敗」から「次回はこういうふうに受けよう」と、テストの受け方の「作戦」をたてていくのです。
「作戦」しだいで、10点~20点も変わることもあります。
模擬テストは100点満点をめざすテストではないので、全部やる必要はありません。
つまり、手をつけずに飛ばしてしまってもいい問題もあるということです。
そういう難しい問題に時間をかけてしまうよりは、その時間を見直しにまわして、「できる問題を確実に正解する」ほうが、点数がとれます。
受験生たちには、入試本番までに「自分なりのテストの受け方」を確立してもらって、自分の力を最大限発揮できるようになってもらいたいです。
州見台スクール 岸本