3月ももう残すところあと一週間と少し。
外の日中は少し暑いくらいですね、僕もそろそコートをしまって、衣替えをしないと…と、あたふたしています(笑)
さて、今頃話題にあげるには少し遅いかもしれませんが、先日ついに観に行ってきました!
そう、映画「ベイマックス」です!!
累計動員711万人、興行収入は90億円の大台を突破したそうです!!
この映画、本当に面白かった。そして上手でした。
近年のディズニーとピクサーには、本当に鬼気迫るものを感じます。
育志館の生徒たちの中にも鑑賞した子たちが何人もいて、感想を話し合ったりしました! 😆
ご覧になった方も多いと思いますので、ここで内容を事細かに説明はしません。
私が何より素晴らしいと思い、感動したのは、
「人の死」、「自己肯定」、「犠牲愛」などのデリケートで難しいテーマを、子ども達にごく自然に理解できるように作られている
ということです。
近年のジブリアニメ映画や、細田守監督のアニメ映画などは、正直、その域には達しておらず、「大人のためのアニメ映画」という印象を受けます。
(もちろん意図してテーマを分かりにくくしているということもあるでしょうし、私は両作品群を全部観ていますし、大好きです。)
例えば、ジブリ作品「崖の上のポニョ」を観終った後、劇場内の子供たちは一斉に「これで終わり?」とお父さんお母さんに話しかけ、皆の頭の上には?が浮かんでいたのが、とても印象に残っています。
おそらくこの「?」を出していた子達には、「ポニョが可愛かった」という感想以外に残るものは無いのではないでしょうか?
もちろんそういう楽しみ方があってもよいとは思いますが…。
対して、「ベイマックス」を観た子供たちの中には、少なくとも「ベイマックスが可愛かった!」以外の感想が、気持ちが心の中に生まれたはずだと思います。
本当に、素晴らしい作品でした。