最近いよいよ朝夕は本格的に寒くなってきましたね。
でも今日のように晴れの日だと、日中はちょうど過ごしやすいくらいに涼しくて、風が心地良いです。
そしてそんな日に見られる秋の空が僕は大好きです。
秋の空って、心なしか高く見えませんか?
さっき少し調べてみたら、これにはちゃんとした理由があるみたいです。いちいちここには書かないので気になる人は是非調べて見てください。(すいません)
それよりも「秋の空」と言えば俳句で季語として使われる言葉の定番なんじゃないですかね。
例えば・・・
『秋の空 きのふや 鶴を放ちたる』蕪村 「蕪村遺稿」
『秋の空 露をためたる 青さかな』正岡子規 「子規全集」
『秋の空 浅黄に澄めり 杉に斧』 夏目漱石 「漱石全集」
他にもたくさんあると思いますが、この辺りが有名どころといったところでしょうか。
こんな歴史上の大物たちの句と並べてしまうのは恐縮ではありますが、
私も今パッと思いついたものを、不遜ながらここに一句
『秋の空 地下鉄、オフィス 夜の街』 辻本晃平
自然から遠く離れた都会生活者たちにとっては、日常生活から「季節の移ろい」というものは感じにくくなってきているのが現状ではないでしょうか。
自分から意識的に目を向けようとしなければ、日々は仕事に追われ、一日の間、ただの一度も空を眺める余裕さえなく、気がつけば夜になってしまっていたということも多々あることでしょう。
それどころか―悲しいことに―もはや空を眺めることになど関心さえ持たなくなった人々もきっと少なくないのでしょう。
空というのは、どこへ行かなくとも屋外でただ上を見上げるだけで見えるもの。
しかもそこに広がるのは刻一刻と変わりゆく、その瞬間にしか見ることのできないかけがえのない情景。
忙しい最中にもふと足を止めて、空を楽しむだけの心の余裕を持って生活ができるといいですね。
育志館・加茂スクール 辻本晃平
10月~11月のこの時期は「テスト」が多くなります。
特に受験生である中学3年生は、かなりハードなスケジュールになっています。
10月は、19日に五ツ木の模擬テスト、23日・24日に中間テスト、25日に塾内テスト(大阪進研V模試)がありました。
11月は、16日に五ツ木の模擬テスト、25日~27日に期末テスト、29日に塾内テスト(大阪進研V模試)があります。
また、学校では実力テストも実施しています。
(木津南中、州見台スクールの日程です。他の中学校、他のスクールとは日程が異なることもあります。)
これだけテストが連続すると、テストに対する勉強も大変です。
定期テストの勉強は、塾でのテスト対策の授業どおりにやっていけばいいのですが、問題は、模擬テストの勉強です。
模擬テストは、テスト範囲が広いですし、定期テスト対策のような授業があるわけでなく、基本的には自分で勉強を進めていかなければなりません。
時間が少ない中での効果的な勉強方法は、模擬テストを受けるごとに、できなかったところ(=苦手なところ)を分析し、そこを重点的に復習していくことです。
模擬テストを数多く受けてもらうのには、「自分の弱点を見つけ、それを克服してもらう」というねらいがあります。
また、「テストに慣れてもらう」というねらいもあります。
時間が足りなくて全部できなかった、計算問題でミスが多かった、など誰しもテストの受け方の「失敗」を経験します。
その「失敗」から「次回はこういうふうに受けよう」と、テストの受け方の「作戦」をたてていくのです。
「作戦」しだいで、10点~20点も変わることもあります。
模擬テストは100点満点をめざすテストではないので、全部やる必要はありません。
つまり、手をつけずに飛ばしてしまってもいい問題もあるということです。
そういう難しい問題に時間をかけてしまうよりは、その時間を見直しにまわして、「できる問題を確実に正解する」ほうが、点数がとれます。
受験生たちには、入試本番までに「自分なりのテストの受け方」を確立してもらって、自分の力を最大限発揮できるようになってもらいたいです。
州見台スクール 岸本